上島竜兵さんの突然の訃報。
本当にびっくりだった。
職場とかでイヤな仕事をやるとき、職員同士で「どうぞどうぞ」とか普通にやって笑ってたし、たぶんこれから先もやると思う。
「寂しいなぁ」に加えて「悲しいな」が強いのは、その亡くなり方にもある。
私は身近な人を自殺で亡くしているので、他の方の自殺の報を聞くとそのときのことを思い出して胸がざわざわする。
そしてその亡くなった方の身近な方も、この先ずっとこれを味わうんだろうなーと思う。
亡くなり方が自殺だとなんとなくその人の人生がよくなかったみたいな気がどうしてもしてしまう。
でも最近思う。
「終わりよければすべてよし」は本当にそうなんだけど、終わりが悪かったからといってすべて悪かったということではない。
うれしかったこと、楽しかったこと、がんばったことがあって、周りの人にもたくさんのよい思い出を残していると思う。
だから私も「上島竜兵おもしろかったな」とか「『銀の匙』の校長先生の役よかったなー」とか思い出したり、また職場でそういうシチュエーションになれば「どうぞどうぞ」と言って笑ったりしたいなと思う。
ちょっと時間は必要かもしれないけど。