70歳の男性利用者のYさま。
まだお若いけど片麻痺になられたことをなかなか受け入れられないようで、自分でできることもしようとされない。
気持ちさえ前向きになり、リハビリをがんばられたらほとんどのことは自分でできる方なのだが「できん」と言われ、トイレに行けるのにオムツにされ、一日中ベッドでテレビを見ながらお菓子を食べておられる。
こっちは自立支援が仕事なので、片麻痺にを受け入れて前向きな気持ちになられるのを待っている状態なのだが、早くしないと廃用が進んで本当にできなくなるよー！とジリジリしている。
今はほぼ全介助なのだが、介助の手順を全部指示される。
手順を逆にした方が本人に負担なく行える部分もあり、最初は「この順番の方が」と助言していたが「言った通りにやれ！」と言われるので、今は言われる通りにやっている。
毎日のことなのでもう手順はわかっているのだが、一つ一つ指示されるので内心イラッとする。
「今やろうと思ってたのに」ならいざ知らず、やっている途中に言われるので本当に腹が立つ。
足をフットレストに乗せようとして持ち上げているときに「足上げて！」
いや、今上げてますよね？
全行程においてこれなので非常にストレスが溜まる。
職員同士でその話になったとき、男性職員が「あれって女の人が一番嫌がるやつですよね。僕もよく奥さんに怒られます」と言っていたのでビックリした。
えっ、それって性差あるの？
全人類に共通する怒りかと思ってたけど？
他の職員にも聞いてみたけど、確かにこの件に対しては女性職員の方が強めに嫌がっている感があった。
へー！そうなん？
私わりと考え方が男っぽいところがあると思ってたけど、どうやら女の中の女のようです。
腹立って仕方ない(笑)
