うちの施設は「さま呼称」を推奨している。
要は「○○さま」って呼びなさいってことですが。
それと同時に家庭的な介護も理念に挙げているから「いや部長○○さまって呼びつつ家族的な親しみ込めるの無理だよ」ずっと思っていた。
そして私はいわゆる推しのことをさまづけで呼ぶ人にもちょっと抵抗があった。
なんか崇拝感がわざとらしい気がしていたのだ。
しかし、えびちゃんと出逢い、最初はごっちと呼んでいた五関さまのことを、ごく自然に敬意と親しみを込め「五関さま」と呼んでいる私。
今は亡き部長に「無理じゃありませんでした」と心の中で報告する。
利用者さまに対してはまだちょっと難しいと感じてはいるけど（正直「心から」ではない部分がある）、無理じゃないとわかったからいつかできると思っている。
ありがとう部長。
ありがとう五関さま。
