SAKU的楽勝生活

Diary noteからお引越し。

介護の仕事

気づけば介護の仕事を始めて20年。

 

学校を卒業してずっと働いていた寿屋が倒産して、元同僚たちは同業他社に流れていったが私は嫌だった。

販売は自分に向いてなかった。

じゃあ何をしよう?

当時はまだライブは平日が多かったのでカレンダー通りの休みじゃない方がいいなと思った。

夜勤がある方がライブに行きやすいのかなー?

そう思って完全に「条件」で選んだ介護の仕事だった。

年寄りが好きだったわけでもなく、両親ともに実家が遠かったので自分の祖父母にすらそうそう逢ったことはなかった。

でも根性だけはあるしできるだろうと思って始めたら、私は介護の仕事がとても好きになった。

自分に向いている。

 

介護福祉士を取って、ケアマネも取った。

ケアマネで働く気はなかったけど受験資格あるからなーくらいの気持ちだった。

 

私も歳をとり、同級生の親が職場の施設に入居してきたり、自分の親より若い人の介護をすることも増えてきた。

そして友だちからよく介護の相談を受けるようになった。

そうなるとしみじみ家族の介護負担を減らすことも自分たちの大事な仕事なのだと思うようになった。

家族の介護はまだしたことがないけど本当に大変そう。

よく利用者さまから「自分の娘にもしてもらえないようなことをやってもらってありがたい」とか言われて「私も自分の親にはできません」と冗談混じりに返すことがあるけど本当にそうなのだ。

感情が入りすぎるとできない。

 

家族が介護が必要になったとき、知識がなければ誰に頼っていいかもわからず1人で抱え込むから追い詰められる。

だけど誰かに相談したら実は思いもよらないようないい手があったりするものなのだ。

介護の仕事を長年している私でも「え?そんないい制度あるの?」と驚いたりすることもあるし、福祉用具の性能の向上には本当に舌を巻いてしまうから「どうにもならない」と深刻に考えていることでも然るべき人に相談したら、ドラえもんの道具のように 🎵チャラララッチャラー と名案が素早く出てくることもあると思う。

 

ケアマネの資格をとって14年。

3回目の更新研修に苦戦中で「なんでやりもしないのに更新してるんだろう」と思っていたけど、考えてみれば今まで友だちから受けた相談もケアマネの研修で得た知識があるからなんとか答えられた部分が大きかった。

ペーパーケアマネでも少しは役に立っている。

 

そう思うと更新研修に対してのモチベーションがすごく上がる。

長々書いたけど「困ったことがあったら1人で悩まず誰かを頼ろう!」ということと「更新研修がんばります!」要はこの2つが言いたかったのでした。